タタールって?

「タタール」「タタールスタン」・・・
サイトを開いた瞬間から飛び交うこの単語だが、多くの人にとっては耳馴染みのないものなのではなかろうか。

サイトを開いた瞬間に飛び込んで来るのは聞き慣れない単語に見慣れない文字・・
何だかよく分からない世界にきてしまったかも・・・

引き返しそうになったそこのあなた!このページでは、そんなあなたのためにタタールの基本情報を解説していく。


【タタール人】
ロシア連邦のヴォルガ・ウラル地方を中心に、シベリア、中央アジア、極東などユーラシア大陸に幅広く居住するテュルク系の民族。

ロシア連邦内の人口は約531万人で、ロシア人に次いで二番目に多く、そのうちタタールスタン共和国に約201万人、バシコルトスタン共和国に約101万人が居住する(2010年国勢調査)。

主にタタール語を母語とし、多くはスンナ派イスラム教徒だが、一部にロシア正教徒もいる。

右図はタタールの美男美女たちと、タタールスタンのミンニハノフ大統領。


【タタール語】
トルコ語と同じテュルク諸語の一つで、カザフ語やキルギス語と同じ北西グループに属す。タタールスタンとバシコルトスタンを中心に、旧ソ連や世界中に住むタタール人によって話される。ロシア連邦内の話者数は約428万人(2010年国勢調査)。

タタールスタンではロシア語とともに国家語と定められている。ロシア語やロシア連邦内で話される他の言語と同様に、キリル文字に基づいた正書法が用いられている。

右図は、危機が叫ばれるタタール語保護活動の一環として行われる「私はタタール語を話します」運動のマスコットキャラクター。



【タタールスタン共和国】
ロシア連邦の85の連邦構成主体の一つで、沿ヴォルガ連邦管区の中央に位置する共和国。首都はカザン。面積は6.8万㎢。人口は約380万人で、民族比はタタール人が53.2%、ロシア人が39.7%、チュヴァシ人が3.1%(2010年国勢調査)。 

ロシア連邦のなかのタタールスタン共和国 (図中 赤い部分がタタールスタン)

【カザン】
タタールスタン共和国の首都で最大の都市。人口は約114万人で、ロシア人が48.6%、タタール人が47.6%を占める(2010年国勢調査)。
以下はカザンの有名なスポットの写真。


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